06イグジスト3012 07セルテートハーパーカスタム2500R 3000 オーバーホール

今週アクセス数が半端ないと思って調べたら、googleの検索で”リールオーバーホール”と入れるとシマノ抜いてTOP表示

これはヤバいことになりそうです、、、

さて本日は18年も前のリール

全台不具合ありで、通常は部品廃盤リールで主要箇所不具合ありですと断るのですが、大事にされているのが伝わるピカピカの3台

どうしてもとお人柄が伝わる文章で頼み込んで下さり、気合入れました🪛

まずは一番ややこしいギアゴリ感出ているセルテート3000からです。

ダメもとでOKだそうです。

なつかしい形状のワンウェイの機構です。

ボディ割ります。

三台とも最近中古で購入し3回使ったそうです。

全台同じ所有者かな?ネジやらに分解歴が見受けられました。

オーバーホール後の変化が楽しみですね。

結局ベアリングでセーフだったのはこのピニオンギア上の1個だけです。

画像には写ってませんが、ピニオン下の座金がぐちゃぐちゃになっており、新品に交換しました。

これがギアの当たりに変化出たいい結果に繋がりました。

ベール可動部はグリス切れ

性能は絶対現代のセルテートの方が上ですが、この年式に思い入れがあるのでしょうね😊

ノブには錆

9点交換

到着時にお伝えした通り、かなり費用いきそうです🙇‍♂️

続けて2500Rです。

早巻きすると異音が出ます。

原因はこの個体だけワンウェイクラッチが錆と汚れ詰まり

これぐらいは余裕で復活できます!

あと不具合はベール可動部のグリス切れでした。

シム調整と8点のベアリング交換となりました。

ラストイグジスト3012

ダイワ名物ベール下がりでございます。

もうおじぎレベルです。

こういうパーツがないリールのベール下がりは、昔ながらの手法”詰め物”でいくしかありません。

返しが当たる箇所に加工して装着です。

詰め物の重量でローターバランス崩れないように、画像のような軽く高強度なものが理想です。

金属パテなんかで持ったら、ローターバランスくずれてブレます。

順番が狂いますが、ベール下がり修復後の画像です。

やっぱ男はこれぐらいソソリ立ってないと!

スプールのゴールドエッジとベール先端とを平行にしたらOK

あくまで応急処置になります。

イグはマーカー箇所7点交換

お客様のご要望に沿うように、ベース作りの重要工程である洗浄を終えた画像です。

ワンウェイクラッチも👍

もうね、ただただ根気です。

ギアの消耗がエグイですね🥲

内部METHODケミカルでディフェンスします。

全台同じように組み上げ🪛

ギアのゴリが出ていた個体もだいぶマシになり、ベホマの調律を体感してください🧑‍⚕️

最近新潟からのご依頼が急増しておりますね、ありがとうございました🙇‍♂️