リール修理 day 20カルカッタコンクエストDC200HG
本日は【修理】という言葉が似合う個体の登場です。
ご自分で挑戦され悲惨な状態だそうですが、詳しく正直に色々教えてくださりスムーズに作業できました。
結構ヤッちゃってるのに、知らないと言う人多いんです💦
診断では
⚠️音出しピンがゴリゴリした感触
⚠️ドラグ効かない
⚠️パーミングカップ内スプールアクセスのOPEN/CLOSEが超硬い

ドラグ座金に組間違いがございました、糸がらみも

回転ブレブレなので広がってしまってる抑え板交換

交換歴ありとのDCユニット、なんかやばそう🫢

キックレバーがおかしくなっており、綺麗に開きません。
修正しておきました🪛

怪しげなネジを作業してボディ割りました。

音出しピン脱落なくて良かったです。

ん~錆びてるのが見えますね、バスではなくソルト全般にご使用です。

何があったのかレベルワインドのパイプに干渉傷が、、、
実はセルメンテの持ち込みですごく多い事例です🤦♂️
デカい魚とのやりとりだけではなりません。


各所、見事な錆のオンパレードでございました。

11点もベアリング×です。

料金表の錆落としオプション発生案件になってしまいました。
通常のカルコンのお客様で洗浄時間30分、今回は1時間15分

こいつが無くなってましたので、補充

変なケミカルがプラギアに浸透してしまってるのは落ちません、細部までグリスアップしております。

ご希望は仕上がり感を軽めですが、こういったとこは今後もグリスでいってください。
このセッティングでも、十分今回の仕上がりとして軽いです。

音出しピンの頭と、プラの変形もご確認ください。
お客様の作業で変形しております。
一応音は出るので再使用してます。
では、直れ~と願い組み上げます🪛

喜んでいただけるかと思います。
ヌルヌルでないのは、ギアにすこしザラ感があります。
交換することでヌルヌルになりますが、たぶんNさん気にならないと思います。
予定より早く仕上がりましたね🧑⚕️
秋の良い釣りができますように