05イグジスト2508 修理 ジャリ、ゴロ感復活なるか
もう20年前のリールになってしまいましたね。
到着診断で絶対ギア無理と判断し、お断りしました。
不具合のベアリング交換して高額になっても、ギア×なら直らないからです。
どうしてもとおっしゃって頂き、作業開始
まずはダイワ名物”ベール下がり”を直します。
ラインローラーとアーム間もガったガタでした💦
洗浄完了
詰め物の接着時間の関係で翌日までしばらく放置します。
修理完了
実際見るともっと違和感ないですよ。
お客様が分解されている歴あり
このようにフェルトが二重になるのは間違いです。
必ず金属と交互に装着です、今後のご参考になさってください。
3枚も余計に入っていたのでご返却しますね。
たぶんセルメンテはここまでだと感じました。
腰上問題なく点検終了
リアカバー開けると、、、
中折れ
リアカバーのお尻に落下痕があったので、その時の衝撃でしょう。
かなりの高強度に補強しました。
ですが、、、
ここが縦にもクラック入っており、厳しいですね。
まあ下側でしっかり留まってます。
ボディ割った瞬間
やっぱやめようよ~
劣化したグリスが乗っててもドライブギアのダメージがわかります。
20年前のグリスでは??
マーカー箇所ベアリングは、ジャリ感の原因です。
ノブのベアリングだけ再使用
では、洗浄したギアをご覧ください
🤦♂️
万人が見てもこのエグイ傷はわかると思います。
診断通りでしたね。
その他パーツもご希望に沿えるよう尽力致しました。
では、セッティング
小細工も入れつつ
直れ~🪛
いや嘘みたいな仕上がりです😊自分でも驚きました。
たまにこんなミラクルが起きる個体もありますが、この記事を見て何でもかんでも送らないように皆様にお願い申し上げます。
重量違いのロータービスの入れ違いはないですが、すこしローターブレが出ているのでウエイトでバランス取りしておきました。
15:13分任務完了、誤差無し!