シマノ バンタム MGL オーバーホール
毎日暑い日が続いております、いかがお過ごしでしょうか?
関西は梅雨明けしてからは殆ど雨が降っておりません。コロナ対策も重要ですが、この季節は熱中症にも十二分な対策が必要です。命を落としかねませんから、水分補給はマメに取るように注意して下さい。
さて、本日紹介するのは、シマノの「バンタム MGL」をオーバーホールする仕事が入りまして、早速始めていきたいと思います。
名機であった「バンダム100」の後継機として、40年の歳月を得てから登場した「バンダム MGL」。
ベルワインドプロテクターとサイドプレート、メインフレームを一体成型したコアソリッドボディの採用により、パーミング時のガタツキを追放。従来のロープロベイトとは一線を画する高い剛性を実現しました。スプールを支持するダイアルケースをアルミ鍛造化し、ボディサイドから露出させる独自の構造は、コンパクト化を図るとともに、パーミングした手のひらへダイレクトに振動を伝達。高感度化にも貢献しています。金属加工技術の先端を行くシマノが最新技術を駆使して作り込み、剛性の高いアルミ素材の長所を見直した現代のバンタム。受け継がれた技術者の魂が、ベイトリールの歴史に新たな一歩を刻みます。
バンタム MGL | ベイト(ルアーキャスティング) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
早速、バラしていきます。念入りに完全洗浄しましたが、ギアへのダメージは見当たりませんでした。状態は悪くありません。
真鍮マイクロモジュールギアにも相性の良いボアードのデルタでヌルヌル巻きに仕上げました。
元通り組立て、完成。DRTののバリアルハンドルが良い感じです。