「シマノ 19エンゲツ CT150PG」のオーバーホール

毎日暑い日が続いております。昨日沖縄付近にあった熱帯低気圧が台風10号となり、この台風の進路は直接上陸する恐れは今のところなさそうですが、台風シーズンもこれから本格化してきます。
海水温の上昇から年々台風の勢いは増している傾向があり、想定外の水位、雨量など各地域で毎年更新されています。今まで台風が来ても大丈夫だったという考えはとても危険です。防災無線や天気予報などの情報に耳を傾け、危険と感じたら早い目の避難を心掛けて下さい。

さて、本日ご紹介するのは、明石海峡で鯛ラバされてるお客様からのご依頼です。
「シマノ 19エンゲツ CT150PG」。ハンドルがゴリゴリで巻けません。

フォール・巻き上げスピードを液晶画面に表示。

フォールも巻きも自由自在。フォールタイラバを身近に楽しむ!
カウンター付きの軽量タイラバリールとして広く親しまれてきた炎月CTが、フォールレバーを搭載して新登場。真鯛の活性に合わせてフォールスピードを自在に調整できるだけでなく、デジタルカウンターがフォールと巻きのスピードを数値で表示。ヒットパターンを正確に再現する。なお、フォールレバーとカウンターのスペックは炎月プレミアムと同等。さらにHAGANEボディを採用することで剛性もアップ。コストパフォーマンスに優れた炎月CTがフォールタイラバの世界をいっそう身近にする。

シマノHPより引用:https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/ryojikuoffshorefunesmall/a075f00002nt4qiqai.html

タイラバ使用に最適、デジタルカウンター付で巻き上げスピード&落下スピード調整可能、軽く滑らかで大変使いやすいリールです。

それでは早速分解修理に入ります。

エンゲツ CT150を分解すると、ワンウェイ内に他パーツ破片が侵入していた様子。

ワンウェイの中にスタードラグ音出し板の破片が入り込んでおりました。

ハンドルが巻けなかった最大の原因は、スプールベアリング下にPEラインの巻き込みがございました。
エンゲツCTは、カウンターや、電池フタ組みなどの電子部品があり、神経使います。
最終段階までバラさないと、スプールが取り出せない機体です。

エンゲツ CT150を全バラした状態です。
オーナー様の水洗い、乾燥エアーブローが効いてるのか錆が全然見当たりません。
素晴らしい!

フレーム洗浄完了後。

防錆効果もあるボアードのデルタでグリスアップです!

組立、調律を行い完成です!

当店ではオーバーホールお申込み時に、仕上がり時の回転フィーリングをお客様のお好み・ご要望にあわせて納品させて頂きます。
遠方の方でもWEBのオーダーフォームから、簡単にお申込み出来ますので是非ご利用下さい!

※オーダーフォームはこちらから。

この度は、VEHOMAをご利用いただきまして誠にありがとうございました。

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