逆転!14ステラ3000HG リール修理
セルフメンテのリカバリーをご依頼下さりました。
頼っていただけるなんて光栄でございます。
現在のお困り症状のまとめです。
■分解組み上げ後、逆転してしまう
■シャーシャー鳴る感じを直したい
との事でしたが、診断すると”摺動”しない
ハンドル回すと”カタカタ”鳴る
概算出せなかったり、症状がつかめないので修理後に症状が残ったりのリスクをお伝えして作業開始
パーツ廃盤機種の定めです。
では、いっしょにみていきましょう。
実際分解されているので解りやすいと思います。

まず逆転原因は簡単で、上の画像のピニオンギアに付いている”ローラクラッチインナー”の向きが逆です。
そう、これだけで逆転してしまいます🫢

元に戻せなかった部品群でこのネジが今のところ不明
腰下開けます。

リアカバーのアクセスネジの緩め締めがなんかおかしいなと思ったら、受け側が少し割れてました。
ほぼまともに締まらないので上部は浮きが出ます。
カバーの下側にもネジがあるので外れることはありません。

摺動しない原因判明
メインシャフトのウォームシャフトピン押さえがこんなところに
このネジですね。
締めるとさらにカタカタ
恐怖の14ステラの泣き所です😣

気持ちはわかるのですが、、、
この座金はウオームシャフトお尻のベアリング上に入れます。
次からは、もうご自分でヤレそうですね😊

シャーシャー音の原因です。
錆まくりです。
14ステラは現行と違い、バラしてベアリング交換が行えます。

内部にも多数の異音ベアリングが見つかりました。
ノブ内もね、、、


当店の検品基準に通らないベアリング10点交換💦
※部分使用ご希望でラインローラー部と、ドライブギア両サイドに今回ソルト耐久タイプを配置しました。


見違えましたね。

グリスアップ中
やはり懸念していたカタカタ治まりません。

なんとこの番手のみウオームシャフトとピンがメーカーストックございました!
年末に納品しようと思いましたが、スクランブル発注しても間に合わず、、、
組み換えを行いましたが、カタカタ治まらず💦
分解されたので理解できると思いますが、上記画像から蓋してローラクラッチさえ付いてなければ正回転、逆回転させれますよね?
※逆回転ではカタカタが治まります、ここで初めてウオームシャフト類が原因でないことが断定できます。
ギアのゴリ感判断も同じやり方です。
錆びてゴリったベアリング原因なら正回転、逆回転もゴリゴリし、ギアの原因なら逆回転でゴリ感を感じなくなります。

という事で、申し訳ございませんが、事前のリスク告知通りになりカタカタは残ります。
部品廃盤のギアが原因と思われます。
✅逆転は改善しました
✅シャーシャーなどの異音は全部払拭
普通に使えますが、カタカタは気になります🙇♂️
明日旅行で不在になるので最短で月曜出荷になることをご容赦くださいませ🙇♂️

