オシアコンクエストCT200HG 部品欠損 空回り症状

診断では、摺動のガタが大きくチリチリ、ジャリジャリ音もありました。

クリアランスは必ずあるので動くのですが、この個体は大きすぎます。

前に組んだ人のミスですね。

組めたと思っても出来ていない典型的な例です。新品でもあります。

酷いとウォームシャフトピンがウォームシャフトを傷つけてロックします。

おそらくタマにある空回りはうまくピンが噛んでいないと思います。

では、点検していきます。

荒れてます。

カウンターのパットがない、、、

やはりこの個体組んだ人はヤバめですね。

スプールのメカニカルブレーキ内のゴムと実は同じなんです(^^

軸も錆つき、ベアリングも回転しないレベル

内部状況です。

固着はないですね。

要調整

やばい音しているハンドルノブ、この音の時は大抵、、、

鬼錆固着

シムは壊れており、簡単には外れません。

あとで軸もナラします。

ソルト耐久防錆ベアリングご指定ですが、ベアリング全部OUTです。

バッチリ!

調整に入ります。

上手く決まると、レベルワインドの重量だけで摺動してくれます。

内部グリスアップしました。

ギアの状態が良くありません。

ドライブギアのザラ感は残りますが、無事完成です。

次回はギア交換も視野に入れてください。

この度は、ベホマをご利用頂き誠に有難うございました🙇‍♂️