シマノ 炎月プレミアム オーバーホール 隠れた錆

炎月プレミアム2台とヴァンキッシュのスプールオーバーホールを行いました。

巻きもクラッチ切ったスプール回転も異音てんこ盛りです。

特に赤のラインストッパーの個体の方が異音強いです。

では、点検報告です。

ボディ割っただけでは何ともないように見えますよね?

ベアリングに錆が出てるの解りますか?

ここはピニオンギアのヘッドが入る箇所です。

ギア外してハンドルシャフト抜くと、、、(というか固着してなかなか抜けませんでした)

基盤の錆がエグいですね。

バラして見てみましょう。

ここは絶対に水洗いが届かない場所です。

ソルト使用の方は、年1のO/Hを推奨しているのはこういう事です。

回転不良は他のパーツにもダメージを与えます。

ネジ錆ね。

ネジ一本から防錆して組んでますので、受け取りの際にこの箇所の処理を見てください。

バッチリ ディフェンスしてますので。

スプールシャフトベアリング接触部も錆でなかなか抜けませんでした。

次の釣行がすぐだと思うので記憶しておいて欲しいのが、今回お預かり時にスプールエッジとツライチぐらいラインが巻かれておりました。

巻き過ぎですね。エッジの1mm下でお願い致します。

超えるとバックラッシュの原因になります。

作業時に抜き差しができないので4-5mほどカットしております。

申し訳ございませんが、リーダーのノット組み直しをお願い致します。

リブレ装着の方は、ここに良く塩が溜まってます。

ベアリング不良もありますが、シム調整ミスでノブの回転不良があったので、調整済みです。

リブレは純正より両側にクリアランス誤差があり、調整がシビアですね。

分解が終わりました。

上の固体は、ヴァンキッシュスプール以外、ベアリング全滅です。

こちらは付箋箇所7点のベアリング交換を行いました。

劣化した油脂類、錆を全パーツ洗浄しました。

セッティングしていきます。

調律して組み上げて、、、

ヌルヌルに組み上げております✨

ピンクのラインストッパーの個体が、レベルワインダーのクロスギアとピンの噛み合う小さなパチパチ音があります。

次回のオーバーホールで交換しましょう。

水性コーティング剤でピカピカに磨きました!

この度は、ベホマをご利用頂き誠に有難うございました🙇‍♂️

押忍!!