07オシアカルカッタ300タイプJ-M オーバーホール

毎日糸巻き機に携わる中で、ベイトリールとして複雑な構造が全て詰まった個体はとても面白いです。

07オシアカルカッタ300
タイプJ-M

eリングとにかく満載

音出しクリックレバーシステム

ダブルクラッチバネ

昔のドラグ音出し構造(ピン脱落の恐れなし構造)

プライベーターの方も一度は触って欲しい機種です。

では、点検していきます。

これがややこしいという業者さんもおられますが、慣れたら一発でeリング ハマります。

初期のアンタレスと同じです。

内部状態

青錆が目立ちますね。

TOPのドラグ押さえ板も抜けなかったので、抜き差しがスムーズになるよう研磨しました。

回転系もチェック

ベアリンググリスが劣化してました。

どんどん分解点検を進めます。

塩ガミがすごいです。

綺麗にせねば、、、

付箋箇所のベアリング不良6点が検品にてハジかれます。

古い油脂類を綺麗にしました!

内部コンディションを整えます。

再使用のeリングは0.1mmほど整形していつも組んでます、これ重要

バランス取りして組み上げます。

この度は、ベホマにご依頼下さり誠に有難うございました🙇‍♂️

仕上げは水性コーティング剤でピカピカに磨いてます、猛暑の中、申し訳ございませんが引き取りお待ちしております。