水没 08バイオマスターC3000S オーバーホール
水没リールってちょいちょい入ってきますが、皆さんどうやって回収しているのでしょう??
不思議です。
この方は1時間後に回収できたようです。
海での水没リールは、至急作業する必要がございます。
当店は、なにぶん作業待ちが長くすぐにできません。
DEPOSIT頂いて分解洗浄までを速攻で行う提案を快く承諾してくださいました。
必死に直して支払わずバックレる悪い奴が後を絶たないので、このような形式を取ってます。
釣り人はみんな良いひとなんて嘘ですよ。
では、1月末の点検です。
塩固着しないようにバラしていきます。
去年8月掲載の当店おすすめ水洗いと本当の水没は全然違うでしょう?
アジングにお使いの様ですがリヤカバー内もすごい汚れ
ギアの状態は、見た目でもわかるぐらい良くないですね。
歯面の傷がすごいです。
あとフルベアリング化をご希望されましたが、、、
ウォームシャフト前後がこのような形状のブッシュで、ボディ側もこの形状がおさまる形しているので難しいですね。
返しの動きが悪いとのベール関係です。
グリス不足かなと思いましたが、開閉箇所の樹脂の問題ですね。
多少マシにはなっていると思います。
しっかり水洗いして送ってくださったのか、ラインローラー含めて固着一切なくスムーズに分解を終えることができました。
当然ですが、ベアリングは全交換です。
嫁入り前ぐらいに綺麗になりました。
ここからは本日作業、オイルアップにてローラークラッチ組み上げ。
注油禁止を鵜吞みにしてはいけません。グリスがダメと認識してください。
まあ全部なんですが、ローラークラッチは特に水没後はケアしてあげないといけません。
逆転防止装置ですが、錆びたらリール不動になります。
内部、BORED METHOD被膜を形成しました。
組み上げです。
部品交換できない当初からのギアの痛みはありますが、オーバーホール完了し回転良好です。
まだまだ大事にお使いいただけます(^^♪
この度は、ベホマをご利用頂き誠に有難うございました🙇♂️