14オシコン200PG オーバーホール 22オシアコンクエスト 考察おまけつき
ご自分で組み立てたがレベルワインダーが動かないとご依頼下さいました。
組み付け不良な感じです。
いきなり組み付け間違いがございました。
展開図と照らし合わせて分解されているようですが、それだけでは解らないことがあります。
ハンドルグラつきに関しては上記添付ではなく単にスタードラグ組み付け不良です。
部品は壊れてませんでした。
この傷わかりますか?
これはレベルワインダー横のボディネジを回すときに、当て布しないとこうなります(^^;)
お客様のリールを触る立場として色んな事を考えて作業しております。
ベアリングなどは問題ないと聞いてましたが、、、
点検していくと普通に交換対象が見つかってしまいます。
古い油脂類がたまるポイントです。
eリング変形もありました。
ウォームシャフト中間ギア位置です。
錆の初期段階です。
22オシコンは、これがプラに変わっており、コストダウンと考える人がいるかもしれませんが違うと思います!
ソルト仕様でこの箇所をベアリング追加カスタムっというのもお勧めできません。
回転あまり変わらないし、トラブルの原因増やすだけです(^^;)
絶対に錆による不動トラブルがシマノアフターサービスで多すぎたのだと私は考察しております。
もうわかりますよね?
22オシコンで業者にウォームシャフト左右の追加ベアリングカスタムなんて言われても、しなくて良いですよ!
今回の不動とは関係ないですが、何度か分解されてるうちにウォームシャフトにも傷がついていたようで、発見したので交換致しました。
これがちゃんと上手く動くかどうかは、単に組みつけでございます。
付箋箇所のベアリング交換5点が必須です。
全パーツ洗浄、乾燥完了しご希望のしっとり仕上がりになるようセッティングしていきます。
しっかり防錆処理して組み上げます✨
水性コーティング剤でピカピカに磨きました。
オシコンは少し難しいのかな?
この度は、ベホマをご利用頂き誠に有難うございました🙇♂️