05イグジスト2004 07イグジスト1003 オーバーホール ラインローラー不動 ベール下がり修理
ベール下がりの05イグジスト2004
ラインローラー回転しないイグジスト1003
2台ともIOSステッカーが貼られてましたが各所難ありだらけで大変でした💦
オーナー様の為にもがんばってたくさん撮影致しました。
まずは、レッドカラーのハンドルの2004のベール下がり修理からです。
本当はベール下がりは、パーツを変えた方がもちろん良いのですが、やはり肝心箇所は廃盤になってました。
上記の画像でベールを止めている黒と銀のネジでは重量が変えてあるのです。
それだけローターバランスはシビアです。
かなりベール下がっているので、かさ上げするしかありません。
軽量な具材を仕様しましたが、具材と接着の重量増しでどうしても回転にバイブレーションが生じます。
これはどうしようもないので、ご理解下さい。
ベール返りは起きませんが、どちらを優先するか悩ましいですね。
本体のチェックに入ります。
ローラークラッチは汚れ小でした。
こちらの画像は確か1003の方だったと思います。
オートリターンをかなり多用されているのでしょうか?
フリクションリングのスリ減りが激しいです。パーツ廃盤
内部はグリス切れが見受けられました。
組み上げてから判明したことですが、ギアは見た目と違い、全然ダメージ無く良い感じです。
メインシャフトにかなり劣化したグリスが纏わり付いてました。
S字カム部もかなりの劣化です。
2004はベアリング交換3個、1003は4個交換です。
全パーツ洗浄しました。
不動のラインローラーを点検すると、白い樹脂のベアリングが入るカラーがサイズ違いの物が入ってました(=_=)
返送品の中に入れておきます。
純正としてはまだそれでも欠品部品があるのですが、サイズ合うカラーとシムの調整で現状問題なく回転しております。
ベールのガタも直しました。
では本体のセッティング内容です。ステッカーあるので私もIOSケミカルで仕上げようと思います。
調律しながら腰上まで組み上げ、マグシールドないと仕上げやすいですね!
シロクマ塗付
ご希望の軽る巻きに仕上げました。
良い感じですが、2004の振動が心残りです。
仕上げには、水性ガラスコーティングで丹精込めて磨きました!
この度は、ベホマをご利用頂き誠に有難うございました🙇♂️