20ツインパワー2500SHG オーバーホール

20ツインパワー2500SHG
ゴリシャリ感でご依頼頂きました。

9月の到着時には診断しても判断できず、後に作業開始前のチェックではハッキリわかりました。

特にハンドルを惰性で空回ししたときに伝わってきます。

これって気温差も大きいです。

ギア交換必要とお伝えしましたが、冬のOFF期間にされるそうです。

そういうことなので、ご返答後通常のオーバーホールを行いました。

内部状況です。

特に目視ではギアの状態はグリス切れぐらいで悪いところはありません。

シムが多すぎてベアリングが壊れてました。

こちら調整して組み直してます。

ローラークラッチのメンテ、汚れありです。

OK

点検した感じは、ピニオン、ドライブギアは交換対象としてメインシャフトもですね。

ボディ内は3点ベアリング交換、ノブ1点です。

なぜかわかりませんが、ピニオンギアがメインシャフトを上下するときのシャリ感が残ってます。

洗浄後の画像です。

セッティングしていきます。

ギア交換の際に、現在のドライブギアのクリアランスをもう少し大きくした方が良さそうです。

シム抜きです。

0クリアランスに近いために、早々にギアがダメになってます。

バスでは中々ここまで早期にダメにならないと思います。

巻き心地も詰まった感じが少しあります。

到着確認後は、最近朝は冷え込むので10-20回転させてください。

馴染んで通常の軽さになります。

現在の内部調整している今こそ、不良パーツを変えた方が良いのではとも思いますが、ご使用予定などもありますでしょうし、お任せ致します。

ギアの感じはあまり変わってません🙇‍♂️