08ステラSW6000PG 5000HG オーバーホール ドラグ修理 ピニオン固着 ローラークラッチ錆 ウォームシャフトピン固着 メンシャフト傷

さて、ドラグが固いとのご依頼です。

キャップもバラすと問題無し

結局ドラグ乾ききって割れました💥
スプールベアリング受け組みもガリガリ回転不動です。

お高いドラグパーツだらけ

かなりすり減ってます。


全て現行リールで代用可能です✨

ステラは全部メンテしないといけない重要パーツだらけなんです。

対面作業にてオーバーホールしてくれてない箇所がダメになってます。

依頼してるのに作業しない箇所が壊れてもお客さんの責任じゃないですよね。

このショップ主の作業したリールが結構入ってくるので、クセがわかってきました。

精密機械は、バラすと作業者の痕跡が手に取るようにわかります。

こちらのお客様も目の前であそこやってくれなーいと感じたそうです。

結構ローターナットをなめてるのもクセですね。
何台も見ました💧

内部状況です。

ギアが傷だらけです。

やばいですね!

捨てられたのはここの防水パッキンです。

たぶん変形していて再利用不可だったのでしょう、二台ともなかったです。

当店はフルメンテです。

ラインローラー固着なくて良かった。

ノブも前にやってもらってない感じですね。錆がまわってます。

全部バラすとこんな感じです。

ベアリングは13点オール交換です。

徹底洗浄にてリフレッシュしたパーツをご紹介いたします。

こちらセッティング、調律して組み上げるとギア状態に関わらず気持ち良い巻き心地に仕上がりました。

昨年に作業してもらった5000HGがヤバかったです。

ここは水洗い不足だと思います。

当店紹介の水洗いを良く読んで参考にしてください。2023年8月の作業日誌です。

ローラークラッチなんていつもメンテしない例の業者さん、当たり前のように錆錆

ベアリング組付けの処理が悪いのか、また錆

ピニオン周りがヤバい

抜けないんですけど、、、

お客様の水洗いが不十分なのか、バラす順も変えて抜くだけで30分かかりました。

とんでもない錆でした。

たぶん前作業で抜けなくて、抜いてないんじゃないかな、、、

まあ、大元はやはりオーナー様の水洗い不足です。

さあ難関です。

またもや抜けません。これは作業してないからでしょう。

パーツもないし壊れそうなんで分解しないつもりでしたが、この世代は中にベアリングがあり完全錆固着ロックすると摺動できなくなります。

何とか損傷なく取り外せました。

このままでは組めないのでバフ研磨しました。

OK

あ、メンシャフトに傷が、、、

これが摺動ですこし感じてしまいます。

入り組んだ個所の錆もきっちり落とし防錆処理して組み上げました。

さすがにクタクタになりました。

二台とも各部動作は、作業前と段違いです(^_-)

即日で早く済ませて後で不具合出て困るのか、時間かけてしっかりやるのか、お客様もご判断が重要です。